前々から、ホテル予約サイトのメールは、どこどこのホテルが安いですよ、とか、過去に検索した場所やその場所のホテルがいくらですよ、じゃなくて、次の旅行先を提案して、そこのホテルを検索するようにしないとダメじゃんよーと思っていたけど、彼らはとっくにそんなことは考えてたみたいです。当たり前か。
そして画期的だと思ったのが、これ。
目的地を見つけようという検索画面が追加され、目的から検索ができるようになっていた。
多分、ホテルに泊まったユーザーに「そのホテルはどんな目的に合ってますか？」と聞いたアンケートを元にタグ付けしてるんじゃないかなあ。
これまでは、バルセロナ行ってみたいな～→へーガウディの建築が見られるんだ、という目的地→そこで何ができるかという流れのほうがずっと多かったと思うのですが、何がしたいか？→目的地のほうが満足度が高いことは間違いないので、この方向転換は素晴らしいと思う。
着地点がBooking.comを通してホテルを予約してほしいというところがネックになって、正直まだコンセプトモデルのレベルだと思うし（実際トップページではこの検索について触れられてない）、ゼロベースからここで検索して旅行を組み立てる日は遠そうだけど、「ニュージーランドにハイキングに行ってみたいな～」というきっかけから、ハイキングって他にはどこがオススメなんだろう？という検索をする可能性は今でも十分ありえます。
もちろん自然や山に行きたい、ビーチに行きたい→目的地というのはこれまでもあったと思うのですが、もっと細分化したタグを付けているようなので、「アートのショッピングなら？」「国際色豊かな食なら？」のような探し方ができます。つまり、「どんな山に行きたいか？」「ビーチでどんなふうに過ごしたいか？」という一歩踏み込んだ質問に応えてくれる可能性があるのです。
ちなみにリリースが同じタイミングかどうか分からないのですが、Booking Geniusというお得意様割引制度が導入されてました。
今後も価格比較サイトで一番安かったところ選ぶけどね。
