福岡に旅行に行くことになったので、その間に何かおもしろそうなイベントないかな?と探していたら運良く唐津くんちがあるとのこと。お祭りがあると聞いたら行かねばなるまい。
これまで私は聞いたことなかったのだけど、有名なお祭りらしい。
5番 魚屋町 鯛 |
唐津くんちというのは「お神輿に乗った神様が町を一巡して1年分の厄を払い、その厄を海に流す」という神事で、神幸にお供する山車として奉納されるのが曳山とのこと。
元々山車は今のような統一感のある曳山ではなく、各町がばらばらに簡易な作りの山車を奉納していたところ、石崎嘉兵衛という人が京都の祇園祭の山鉾を見て、「あれくらいゴージャスなのにしたい!毎年使えるやつにすれば実現可能だ!」みたいな感じで作ったのが一番の赤獅子で、そこから他の町もだんだんとそのスタイルを真似するようになって、現在の形になっていったのだそう。
お祭りの形が少しずつ変わっていくというのはなんとなく想像つくけど、それが他のお祭りを見て「自分もやりたい!」と思ったからだとか、そういうエピソードがちゃんと残ってるのとかおもしろい。
今回行ったのは宵曳山。夕方、唐津駅に着くと街はもうすっかりお祭りっぽい雰囲気。
元々山車は今のような統一感のある曳山ではなく、各町がばらばらに簡易な作りの山車を奉納していたところ、石崎嘉兵衛という人が京都の祇園祭の山鉾を見て、「あれくらいゴージャスなのにしたい!毎年使えるやつにすれば実現可能だ!」みたいな感じで作ったのが一番の赤獅子で、そこから他の町もだんだんとそのスタイルを真似するようになって、現在の形になっていったのだそう。
お祭りの形が少しずつ変わっていくというのはなんとなく想像つくけど、それが他のお祭りを見て「自分もやりたい!」と思ったからだとか、そういうエピソードがちゃんと残ってるのとかおもしろい。
今回行ったのは宵曳山。夕方、唐津駅に着くと街はもうすっかりお祭りっぽい雰囲気。
適当に街をぶらついていると曳山が待機中。どんなお祭りなのかほぼ何の情報もなしに向かったので、ここで初めて曳山ってこんなにかわいいんだ!と知って急にお祭りが楽しみになる。
この日は雨がぱらついていたので 定位置ではなくアーケードの下で雨宿りしていたらしい |
12番 京町 珠取獅子 獅子が珠の上に乗っているらしい |
2番 中町 青獅子 |
4番 呉服町 源義経の兜 |
9番 木綿町 武田信玄の兜 |
3番 材木町 亀と浦島太郎 亀の怪獣っぽさと浦島太郎のすました顔のギャップが激しい |
巡行の前に唐津神社へお参り 鳥居の奥まで屋台が出ている |
なので屋台の中に狛犬! |
電気が |
つく! かっこいい |
うろうろしているとだんだんお祭りの雰囲気がつかめてきた。やはり中心部は人が多すぎてまともに見られる気がしなかったので、中心部から一番遠いけど、鋭角な曲がり角のあるところがおもしろいんじゃないかと行ってみた。
街から離れると人はだいぶん減るが、やはり鋭角な曲がり角は見所っぽくそれなりに人が集まっていた。それでも巡行の直前に行ってもまだ一番前に陣取れるくらいの余裕があった。宵曳山はスタート地点が同じではなく、だんだんと合流していくので、全部の曳山が合流したあとのポイントで待ってるのが良い。
19時半頃に1番の赤獅子が大手口を出発する。1番が来てから最後尾の14番が来るまでだいたい50分ほど。曳山と曳山の間ってけっこう空くのかと思っていたけど、次々とやってきてむしろ休憩している暇がないくらいだった。
19時半頃に1番の赤獅子が大手口を出発する。1番が来てから最後尾の14番が来るまでだいたい50分ほど。曳山と曳山の間ってけっこう空くのかと思っていたけど、次々とやってきてむしろ休憩している暇がないくらいだった。
1番 刀町 赤獅子 |
2番 中町 青獅子 素人には珠取獅子との見分けがつかない、、 この曳山だけ走って引いていた。すごい。 |
3番 材木町 亀と浦島太郎 ウミガメがギャースってなっててめっちゃコワい |
4番 呉服町 源義経の兜 |
5番 魚屋町 鯛 張子のトラの頭の要領で、ユラユラ動く 尾を高くあげたり、ヒレを動かしたりもする |
6番 大石町 鳳凰丸 |
7番 新町 飛龍 鯱かと思ったら龍だった これも尾っぽを高くあげるのがかっこいい |
8番 本町 金獅子 まぶしいww |
9番 木綿町 武田信玄の兜 フサフサしてるのが信玄っぽい |
10番 平野町 上杉謙信の兜 上杉謙信の兜というと三日月のイメージだけどそうではなかった |
11番 米屋町 酒呑童子と源頼光の兜 |
13番 水主町 鯱 飛龍と同じような感じで尻尾を高くあげる動きをしてた 飛龍と鯱は順番に並んでなかったらもはや初心者には判別できない |
14番 江川町 七宝丸 |
とにかくごちゃごちゃゴージャスな感じが良い |
曲がり角に陣取っていたのは正解だったみたいで、そもそも曲がるのを見てるだけでもけっこうおもしろいのに、それぞれの曳山によって角の曲がり方に特徴があってすごくおもしろかった。勢いのまま駆け抜けていく曳山もあれば、いったん完全に止まってしまって迫力ないかとがっかりしたら建物にぶつかるんじゃないかというくらい勢いよく動き出したり、何度見てても曲がり角飽きなかった。
見てる方は曳山が通り過ぎたら終わりだけど、巡行のルートはけっこう長くて、どうやら2時間半くらい練り歩くみたいだった。曳山を曳いてお囃子を鳴らし続けて、かなり体力必要そうだった。すごいなあ。
かなり楽しかったのでオススメのお祭りです。