2014年10月25日土曜日

伊勢参り 箱根八里後半(元箱根〜三島)

二日目も粛々とスタート。初めて二日連続で歩くので筋肉痛や疲れを心配していたけど杞憂で、残念ながら次の日に筋肉痛が来るかもと思ったのは思い上がりだった。


歩き初め、吐く息は白く、少し肌寒かったのでレインウェアを羽織っていたが、箱根峠に着く頃には汗ばんできて脱いだ。

箱根峠のあたりは気温11度 
標高846m、箱根峠を越えたら静岡県!

多摩川を越えて神奈川県に入ったのが
つい昨日のことのようだ
(でも約1年前)
峠を越えるとあとはひたすら下るだけ。私は下りのほうが得意だけど、それでもあまりにも下りが続くのでさすがにうんざりした。

途中まで旧街道ではなく1号を歩いていたが、アスファルトの下りは単調でずっと同じところに負担がかかるのがつらくなってきて、やや歩きづらいけど路面に変化のある旧街道を歩くことにした。

元箱根〜三島間のほうが旧街道としてよく整備されていた気がする
こっちのほうが歩く人多いのかな
10時過ぎ、今日のゴールである三島駅のある三島市に入った。まだまだ下る下る下る。


途中子供会のお祭りのお神輿を見たり、おばけカボチャコンテストを見たりしつつ、さらに下る。ものすごく急な下りというのはほとんどないけど、とにかく下りが続く。

不思議なことに、昨日も今日も、箱根に向かって上る人というのは何人も見かけたけど、下っている人には一度も会わなかった。

最後平地を歩いて筋肉をまんべんなく使った状態でゴールしたいなあと思っていたが、結局三島駅に着く直前までずっと下り続けて、12時半ようやくゴール。


平均ペースは4.8kmと速かったし、3時間半しか歩いてないにもかかわらず、足がものすごく疲れていた。筋肉痛とかそういう感じではなく、酷使した足のつらさ。特に脛の筋が疲れた。

座りたかったけど、とりあえず「うなぎだ」ということで、伊豆箱根鉄道に乗って一駅の場所にある有名店「桜家」を目指す。JR三島駅は北口と南口をつなぐ自由通路がなく、ゴールした北口から伊豆箱根鉄道のある南口へ行くには、かなり大回りしないといけない。迷わず入場料を払って改札内を最短距離で南口へ。





お約束の文明礼賛。今回はスピード感というより座ってれば目的地に着くありがたみを感じた。

三島広小路駅に降りた途端うなぎの匂いがして、もううなぎ以外食べられないお腹になる。でも桜家へ行ってみたら2時間待ち、さすがに待てないということで別のお店へ。


十分おいしかった。

うなぎを食べたら少し元気が出て、これは伊勢参りという巡礼の旅であるので、三嶋大社を参詣。伊勢までの道中の無事をお願いした。ちょうど七五三の時期でおめかしした子供たちがいっぱいいてかわいかった。


地名の三島は三嶋大社から取られており、三嶋大社の門前町として栄えた町なのだそうです。とても立派な神社だった。

三島って新富士とかと同じく新幹線駅しかない何もないところかと思っていたけど、三嶋大社を中心として文化圏が形成されていて、きれいな水が流れる水路があったり公園があったり、昭和な喫茶店もあればオシャレなイタリアンもあって、住みやすそうな町だった。新幹線通勤できるなら三島に住むのはありだと思う。



ちなみに、奇しくも本家歩く会と同時期だったらしく、70キロ歩いた人たちと歩く会のハッシュタグがかぶっていてなんだかこちらの青春感のなさが申し訳ない。


一方我々は。

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