2014年4月21日月曜日

歩く会 改め お伊勢参り(片瀬江ノ島〜小田原)

歩くことには中毒性があるみたいで、スペインから帰ってきたあとまた歩きたいとうずうずして、「歩く会やりたい(と思ってるのは多分私だけ)」と言ってみたら、意外と歩く会メンバーの反応が良かったので、再開催。やったー!

前回の反省を生かし、

  • 日中歩く
  • 着いた後に温泉
  • 30km〜35kmくらい

を条件にしてプラニング。

私としては前回の行程にはあまりこだわってなくて、新宿起点で多摩方面へ行ってもいいなとも思っていたけど、みんなの希望が前回の続きのほうが強かったので、片瀬江ノ島駅を出発点として東海道を西に向かうことにした。



30〜35kmというと小田原あたりになるのだが、良い温泉宿がなくて結局約40km先の箱根湯本をゴール地点に設定した。

前回は気合いを入れて選手宣誓を考えていたが、今回はすっかり忘れていて、行きの電車で慌てて考えたが時間切れで適当になってしまった。すみません。


代わりにニートが熱い思いを吐露していた。


ナビからの指示に従って左の方へ歩き出す。


朝の8時に出発して、宿のチェックインが18時半、途中計2時間ほど休憩を取るとすると、約8時間で40キロを歩く計算になり、つまり時速5キロ(以上)で歩き続けなければならない。初めからけっこう飛ばして歩いた。今回の課題はこのスピードだったと思う。


歩く会をやっている人たちが他にもいた
10時10分、平塚市に入る
前回で言うと川崎あたりで、へとへとになって夕食を取っていた頃だったが、今回はまだまだみんな余裕があった。



まっすぐで道もよく整備されていて、とても歩きやすかった。ただ、同じような景色が続くのでどれくらい歩いてきたのか、善くも悪くも距離感は掴みづらかった。

11時過ぎ、平塚中継所に着き早めの昼食
しらすの天ぷらすごくおいしかった
昼食くらいまではみんな余裕の様子。誰もがこれなら箱根湯本まで行けると思っていたと思う(と思って昼食直後の写真を見返したらみんなうつむいてた)。

13時頃、二宮町に入る
13時半頃、小田原市に入ったと思ったら
またすぐ二宮町になった・・・
今度こそちゃんと小田原市 
裏箱根でいつも通ってる道だけど、こんなふうに二宮と小田原が入り組んでることなんて全然気づいてなくて、歩いてるとゆっくりしか進めないぶんいつもと違うものが見えるのがとても良い。

ちょうど桜の季節であちこちで咲いてたのも良かった。




小田原市に入ったところでポキがとうとう脱落。バスに乗ってワープしていった。8時間で40キロ歩くという設定に無理があったみたいで申し訳ない。


私自身は足痛かったし着実に口数は減っていたけど、歩いてるときは辛いもんだということに慣れすぎてて、とりあえず無心で歩き続けることはできた。

しかしニートにも限界が近づいているようだった。


14時半頃、ガストでとりあえず休憩を取ってみる。休憩と言ってもトイレに立つ元気もなく、付き合い参加のdskさんに水を汲みに行かせてしまったがお礼を言うことしかできなかった。ニートは汗をかいたからと言って着替えをしていて私よりよっぽど余裕に見えた。

紅茶ゼリー ホイップクリーム抜き
のどごしの良いものしか食べられる気がしなかった

一方脱落者は早くもビールを飲み始めてて、このビールの写真には心を揺さぶられた。歩いてないほうが楽しそう!


歩きより温泉メインのdskさんは、温泉エンジョイに向けてこの頃からすでに着々と根回しをしていた。


15時半頃、箱根まであと11キロ
休憩直後だった11キロ地点ではこのまま無心で歩き続ければ行けるような気がしたけど、10キロを切ったところで「あれ?10キロってすごく近く感じるけど、時速5キロで歩いてもまだ2時間あるのか・・・」と気づいて気が遠くなった。こうなるともうゴールまだかな、ゴールまだかなということしか考えられなくなり、精神的にけっこうきつい。


ニートも遠回しに限界を伝えてくる。


そんなニートの様子を察したdskさんにより小田原手前のローソンで、小田原駅がゴールとして定められる。


この決断は外部の識者からも評価が高かった。


今回も需要が高まった株の評価が一部で急上昇。



ここまで一応単発のイベントとしての歩く会だったけど、第2回を終えてなんとなく東海道を西へ向かい始めたことから、当然ながら「この会のゴールはどこなのか?」という話題が持ち上がった。

私ですら東海道踏破と言われても二の足を踏むのに、「沖縄じゃない?」という強者までいたが、結局お伊勢参りしようということで話がまとまり、目的地が伊勢神宮に決まりました。


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